こんにちは、ぽりんです。
「ザ少年倶楽部」でも何度か披露されているSnow Manのオリジナル曲「終わらないMemories」
今回はこの曲が伝えるメッセージについて考えてみたいと思います。
それでは見ていきます(ヽ´ω`)
どんな曲かCheck
まずはSnow Man 公式YouTubeの映像でどんな曲なのか見てみましょう。
テロップがないですが、歌詞に注目して見てもらえたらと思います。
終わらないMemoriesはSnow Manのオリジナル曲。
しっとりしたバラード曲ですね。
初披露はいつ?
昨年の夏にTOKYO DOME CITY HALLで行われたSnow Manの単独コンサート「Summer Paradise 2019」のライブ本編の最後の曲で初披露されました!
先ほど載せたYouTubeがその時の映像です(*´ω`*)
このコンサートは、私がSnow Manを好きになって初めて入ったライブなのですが、すっごく楽しかった思い出があります。
Snow ManといえばJr.時代から「ジャニーズの職人集団」とも呼ばれるほどダンスとアクロバットを得意とし、先輩からバックに付いてほしいとの指名率No.1のグループです。
そのため、オリジナル曲もダンスやアクロバットを中心とする曲が多く、しっとりした曲調のものは少ない中、この終わらないMemoriesというバラード曲を初披露してくれたことは本当に嬉しかったです。
ライブ最後の雰囲気に合ってて本当によかった(*´艸`*)
振り付けについて
終わらないMemoriesの振り付けはSnow Manのリーダー岩本照くんが担当しています。
サビの手振りは手話を取り入れているとか!
間奏に入る直前、今までのバラードのしっとりした雰囲気から一変してサッと立ち位置に着く感じが私は最高に好きです。やっぱりダンスに定評のあるSnow Manだからこその動きだなと思わされるから、ここがやっぱりかっこいい(*´艸`*)
それから、首や手の細かい動きが脚とともにキレのあるダンスで表現されてる感じもとても好きです。バラードなのにキレのあるダンス。だけどそれが細かい繊細な動きだから曲に合っているのかな?と私は勝手に思ってますけどw
ちなみに、その中でも首をクルッと回す振り付けがありますけど、その阿部くんが私はとてつもなくお気に入りです(*´艸`*) ←どうでもいいw
そして更にちなみに!そんな素敵な振り付けをしてくれた岩本照くん。Jr.の時からSnow Manの他の楽曲もたくさん振り付けしています。
それがこちら。
- ZIG ZAG LOVE
- Acrobatic
- Ⅸ Guys Snow Man
- Party!Party!Party!
- Cry Out
- Crazy F-R-E-S-H Beat
- Snow World
- 君の彼氏になりたい。
- Big Bang Sweet
- YumYumYum ~SpicyGirl~
- EVOLUTION
- Sugar
- Infighter
- ADDICTED TO LOVE
- REFRESH
- JUICY
どれも本当に素敵!!特にCry Outはファンの間で大人気です!激しいダンス曲だけど、揃えるところは細かいところまで揃えていて、そのカッコよさはもはや神がかっています(*´ω`*)まだ公式に動画が上がっていないのが残念。
テレビでの披露は?
終わらないMemoriesが披露された放送日は以下の通り。
・2019年11月1日(金) 再放送:2019年11月3日(日)BSプレミアム 午前10時
・2020年7月10日(金) 再放送:2020年7月12日(日)BSプレミアム 午前10時
1回目のテレビ初披露のときはライブで歌っていた時と同じ衣装で、ダンスと共に披露してくれました。
2回目の披露のときはコロナのため、ソーシャルディスタンスを保った感じでダンスは無しでサビの手振りのみでした。衣装も前回の披露とは違うもの(KISSIN’ MY LIPSの衣装)でした。
残念ながら地上波での披露はまだされていません。
音源化は?
メンバーもファンも思い入れが詰まった「終わらないMemories」が
遂に、2021年9月29日(水)発売のSnow Manの1stアルバム
「Snow Mania S1」初回盤Aに収録されるとのこと!
2021/8/19のラジオ「素のまんま」にてアルバム収録曲であると、ふっかさんが匂わせておりました!
(というかもうほぼ言ってたww)
「Snow Mania S1」についての内容詳細、フラゲ方法などについて、こちらの記事でまとめてます!

(2021年8月20日追記)
DVD,Blu-ray映像においては
2021年3月3日発売の「Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.」に収録されています。
2021/8/19の「素のまんま」でラジオ初流しだったんだけど、
この曲が電波に乗って流れていることに感動と興奮とドキドキを感じておりました((p>ω<q))
この曲を聴くには欠かせない Snow Manの歴史
ではなぜそこまで「終わらないMemories」に思い入れがあるのか。
解説していきたいとおもいます!
6人時代のSnow Man
Snow Manは現在の9人体制となる前、岩本照くん、深澤辰哉くん、宮舘涼太くん、佐久間大介くん、阿部亮平くん、渡辺翔太くんの6人グループとして活動していました。
Snow Manは6人時代、タッキー&翼やKis-My-Ft2、A.B.C-Zといった先輩たちのバックを数多く務め、舞台「DREAM BOYS」や「滝沢歌舞伎」の常連メンバーとして、また「少年たち」といった自分たちの舞台にも出演し、バックを含めればとにかくライブや舞台に出演する回数の多さはデビュー組を抜いていました。
それでいてパフォーマンスのクオリティーは非常に高く評価されていて
「ジャニーズの職人集団」と呼ばれていたのも「先輩からの指名率NO.1」と言われていたのも、この頃のことがあってのことです。
にも関わらずSexy ZoneやKing&Princeといった後輩がデビューを決めていき、先を越される日々が続きます。
2017年にTOKYO DOME CITY HALLで行われた「Summer Paradise 2017」では、後輩である中島健人くんの公演「Mission:K」にバックとして出演した経験もあります。
Snow Manはその時、ザ少年倶楽部で当時やっていたコーナー「少クラ ブログ」内で
と、ちゃんと健人くんを認めるのです。後輩のバックに付いたにも関わらず、正直な気持ちとしては悔しい気持ちが絶対あるのに、腐ることなく、ちゃんと認めて、必要なものは吸収していくのです。そして最高のクオリティーで健人くんのバックを務めるのです。なんてかっこいい人達なんでしょうか(;_;)
健人くんも健人くんで、Snow Manへのリスペクトがすごい。セットリストの中にSnow Manの曲を入れてくれていて、バックとしてのSnow Manというよりかは、健人くんとSnow Manが一緒に作り上げている感じで。「Snow Man大好き!」と、Snow Manを尊敬して信頼する中島健人くんが作るこの「Mission:K」は最強でした。
お互いをリスペクトして作り上げたこのステージは現在でもSnow Manのファンの間で「かっこいい!」「何度でも観たい!!」と語られるライブになっています(*´ω`*)
中島健人くんは、翌年の2018年、Snow Man初のTOKYO DOME CITY HALLでのサマパラ公演も観に来てくれて、そのあとも、Snow Manのデビューをずっと気にかけていてくれた人物の一人なんです。
後輩であれ良いものは認める、認め合う、それがジャニーズの素敵なところだなあと思っています。
しかし、だからといって悔しい感情がないわけ無いです。
この時点で既に10年以上バックとして踊っているのです。
同期は次々と辞めていきました。
「いつまでやってんの?って思われてるなって時もあった」
「ジャニーズじゃない自分を何度も何度も想像したりした」
と、2020年1月13日に放送された深イイ話のインタビューの中でそのように話していました。
そうやって迷い苦しみながらもSnow Manはひたすらバックとして踊り続けてきました。
6人から9人へ
2019年1月17日、向井康二くん、目黒蓮くん、ラウールくんの3人がSnow Manへと加入することが発表されました。
事前に6人はジャニーさんと滝沢社長から「3人をSnow Manに入れる、受け入れるかどうかの判断は6人に委ねる」と話をされたそう。
6人はその話を聞いた時、「今のSnow Manはどうなるのか?」「埋もれるメンバーも出てくるのか?」「それで未来は開けるのか?」悩み抜いたといいます。
そして最終的に6人が下した判断は「9人でやっていく」でした。
その理由は「頭ひとつ抜けさせるにはこの方法しかないと思った」「どんな形でもSnow Manを守りたかったから」
Snow Manになる前に他のグループに所属していたメンバーもいます。 自分以外のデビューや違うグループへの抜擢で、グループ自体が無くなってしまった経験をしたメンバーもいるし、Jr.をやっていればそれは誰もが目にする光景です。
そしてJr.のファンであればグループの解体はとても悲しい現実です。それで辞めてしまうJr.もいます。推しを見に楽しみにコンサートへ行ったらもうその子はいなかった、なんてこともあります。
だからこそ、「どんな形であれSnow Manとしてデビューという夢を掴みたかった」という、批判やリスクを背負ってでも、形を変えてまでも、Snow Manを守る覚悟を決めた6人は強いと思いました。
私自身は6人時代からのファンではないけど、このエピソードを知った時、あの時Snow Manを守ってくれてありがとうと思いました。というのも、私は9人体制になったSnow Manを見て彼らを応援したいと思ったからです。だから今私がSnow Manを好きでいることができるのはあの時6人がSnow Manを守ってくれたからだと思っています。
加入した3人
Snow Manに加入することとなった3人にも大きな覚悟がありました。
Snow Manといえば、ダンスとアクロバットのレベルが高く、パフォーマンス力は群を抜いている。ジャニーズファンならどのグループを応援していたとしても誰もがそう認識するグループです。
ファンがその認識なら彼らと同じJr.はもっとそれを強く感じているはずです。
向井康二くんについて
Snow Man加入前まで「関西ジャニーズJr.」で約12年活動していました。
2019年1月3日・4日の「関西ジャニーズJr. LIVE 2019 Happy 2 year!!〜今年も関ジュとChu Year!!〜」を最後に関西ジャニーズJr.を卒業しSnow Manへと加入します。
彼もまた、関西での同期や後輩がジャニーズWESTやKing&Princeとしてデビューしていくのを「おめでとう」と見送り、一緒に活動していた相方が事務所を去って別の道に進み、その後、関西Jr.内で結成されたユニットなにわ男子のメンバーにも選ばれずさすがにジャニーさんに直談判に行ったという苦労人です。
向井康二くんについて分かりやすくまとまったツイートを見つけたのでどうぞ。
兄が事務所を去る
沢山の別れを経験
ジャニーズWESTがデビュー
焼け野原と言われた関西Jrをまとまる
相方が夢のために事務所を去る
KinKanが無くなる
一緒に活動していた2人が東京へ行きデビュー
2人がなにわ男子へ加入SnowManへ加入
1月22日 デビュー辞めないでいてくれてありがとう。#向井康二
— suzuka (@suzuka2525luv) January 13, 2020
沢山の別れというのは、たくさんの仲間が事務所を去っていったということですね。ジャニーズ事務所からデビューするのは簡単なことではありません。今でこそジャニーズもオンラインが盛んになって、先輩である関ジャニ∞やジャニーズWESTがプロデュースすることでアピールする機会も増えてきた関西Jr.ですが、少し前までは関西Jr.にチャンスを与えられる機会は東京Jr.に比べて圧倒的に少なく、さらに狭き門だったのが当時の通常でした。
また「Kin Kan」とは2012年~2013年頃に向井康二くん、平野紫耀くん(現在King&Prince)、別の道を選び事務所を去ったメンバーの3人のユニットでした。ちなみにKing of Kansaiがグループ名の由来。
そして2人が「なにわ男子」に加入とありますが、その2人とは、こちらも2012年にお披露目された「なにわ皇子」のメンバー、西畑大吾くんと大西流星くんです。「なにわ皇子」にはもう1人、永瀬廉くん(現在King&Prince)もいました。
「Kin Kan」と「なにわ皇子」の6人はグループは違えど、2組で一緒に活動することがほとんどでした。そして6人のうち、1人は別の夢を叶えるため事務所を辞め、平野紫耀くんと永瀬廉くんは東京へ行き東京Jr.となり後にKing&Princeとしてデビューをします。その後一緒に活動してきた西畑大吾くんと大西流星くんは関西Jr.内のユニット「なにわ男子」に選ばれ、向井康二くんだけがグループに無所属という形になりました。
康二くんはなにわ男子に選ばれなかった時のことを、2019年2月8日~3月1日にかけて放送された「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」内で「グループに入れると強いじゃないですか。でもそこに入れなかったのは寂しかった」とインタビューで話しています。
私としても、康二くんのトークは確実にいつもみんなを楽しませているし、歌もダンスも上手で、そのギャップに定評があると思っています。さらに数多くいる関西Jr.をまとめ、引っ張ってきたにも関わらず、なんで康二くんはこんなにも認めてもらえないのか?と不思議なくらいでした。
この時、さすがに康二くんはジャニーさんに直談判しに行ったと言います。
ジャニーさんは康二くんにそう言ってくれたそうです。
私はSnow Manの前にジャニーズWESTを応援していました。
だからジャニーズWESTのファーストコンサート「一発めぇぇぇぇぇぇぇ!」の時も、ファーストツアー「パリピポ」の時も、初の京セラドーム「 24ニシから感謝 届けます」の時も、同期や後輩もいるジャニーズWESTのバックとして踊る康二くんを見てきました。
当時関西のローカル番組「あほやねん すきやねん」で共演していた向井康二くんと重岡大毅くん。番組では同じ立場でコーナーを担当しているのに、コンサートになれば康二くんはJr.という立場に徹してセットや小道具の片付け、バックダンサーとして踊ります。
重岡くんがデビューした以上それはジャニーズのルールであり伝統であり。頭で理解はしていたけど、自分が応援している人の周りで実際にそれを目にしたときの複雑な気持ちは今でもすごく印象に残っています。
「康二くんはどんな気持ちで・・・」って何度も思ったことがあります。
でも康二くんはどこまでも強い人でした。なにわ男子の結成が決まって周囲のマイナスな意見が多かった中、康二くんは自分が選ばれなかったにも関わらず、なにわ男子の味方をして、一緒に活動してきた西畑大吾くん、大西流星くんに「頑張ってな」と声をかけます。
どれだけ自分が辛くても仲間を大切にし、ファンの前では自分のキャラを貫き通して最後までふざけていた康二くん。(褒めてる)
でも辛いのは事実で、当時一緒に活動することが多かった室龍太くんに「俺ら2人でユニットを作ろう」と持ちかけたこともあったそう。
そうやって、彼が苦しい時期も知っていたし、同時に彼の優しさや強さも見てきました。なんなら向井康二ストーリーでも書いてやろうかと思うくらいにはw それはまあ冗談ですが( ^ω^)・・・
だからSnow Manに向井康二くんが加入すると知った時は心の底から「よかったね!!!!!やったね!!!!!」って思いました。ジャニーさんが言っていた別の考えってこのことだったんだ!!って。
そして2020年1月22日。Snow Manがデビューした時「努力は絶対裏切らないんだ」「康二くんがやってきたことは間違いじゃなかったんだ!!!!」って康二くんが身を持って証明してくれたと私は思いました。
だから今、康二くんにSnow Manという揺るぎない居場所があることが嬉しいし、Snow Manの盛り上げ役としてメンバーと楽しそうにしている姿を見るたびに「よかったね」って思ってしまいます。康二くんのこれまでの努力がSnow Manという居場所を康二くんに与えてくれたんだと思います。
だけどやっぱり12年も活動してきた関西Jr.を卒業するのは寂しかったはずです。康二くんの関西Jr.としての最後のライブ「関西ジャニーズJr. LIVE 2019 Happy 2 year!!〜今年も関ジュとChu Year!!〜」での本編最後の曲「My dreams」では、いろいろな思い出や感情が溢れ出したのか、康二くんは大泣き。公演前に卒業を知らされた関西Jr.も大泣き。見ているこちらも泣かずにはいられません。
目黒蓮くんについて
Snow Man加入前までジャニーズJr.内のユニット「宇宙Six」のメンバーとして活動していました。
Snow Manに加入後も宇宙Sixと兼任していましたが、Snow ManとSixTONESがデビュー発表をした、2019年8月8日に東京ドームで行われたジャニーズJr.総勢300人によるライブ「ジャニーズJr. 8・8祭り~東京ドームから始まる~」での宇宙Sixとしてのパフォーマンスを最後に、目黒くんは宇宙Sixを卒業しました。
この東京ドームライブのステージで宇宙Sixとしての最後の活動を終えて、ライブ終盤の「Keep on」の時、目黒くんと宇宙Sixのメンバーがきつく抱き合っていた姿がとても印象に残っています。
私は正直、宇宙Six時代の目黒くんの活動を全く知らないんだけど(本当にごめんなさい)、そんな私でもグッときてしまい、つい涙ぐんでしまった一幕でした。
だから、宇宙Sixのファンがこの場面をどんな気持ちで見ていたのかと思うと、なんとも言えない、言葉にできない、そんな思いになりました。
ちなみにですけど、目黒くんはとても魅力的な人です。このブログを読んでくださっている方であれば既にお分かりだと思うのですが(*´ω`*)
先ほど書いたとおり、私はSnow Manとしての目黒くんがほぼ初めましてでしたが、彼の真っ直ぐさと、どこまでも優しい男らしさに一瞬で惹きつけられました。こんな素敵な人、なんで今まで目に入らなかった!?と自分を悔やんだくらいw
そこで、きっと私と同じくして、Snow Manになったことで目黒くんの魅力に気づき、目黒くんの過去の出演作品を遡りたいと思った方は多いのでは?と思いまして探してみました。
ここのブログ様、大変丁寧に目黒くんの過去の映像作品を紹介してくださっていますので、ぜひとも参考になさってみてください!
ラウールくんについて
Snow Man加入前までジャニーズJr.内のユニット「少年忍者」のメンバーとして活動していました。
ジャニーズに入所したのは2015年5月2日で、(この記事を書いている)現時点でジャニーズ歴は5年とSnow Manの中では一番歴が短いメンバーです。
またSnow Manのメンバーとは大きく年が離れています。最年長の深澤辰哉くんとは11歳差となります。
加入した時はまだ15歳でした。
「いろいろな先輩のバックにはそんなに付いていない」「Sexy ZoneやKing&Prince、Jr.内ユニットの美 少年、HiHi Jetsなどのバックに付いたことはある」と2019年11月21日放送のラジオ「素のWoman」で話していました。
年齢もキャリアも自分よりはるかに上のグループに、しかもセンターとして入ることになったラウールくん。
抜擢してくれた滝沢社長はラウールに「堂々としてろ」と言ってくれたみたいですが
加入して割とすぐに始まった舞台「滝沢歌舞伎ZERO」(新橋演舞場で2019年4月10日~5月19日まで行われていた)のとき、ラウールくんはあまりの環境の変化に、張り詰めていた糸が何度も切れて、裏では一日に何度も泣いていたというエピソードもあります。そのたびにメンバーの岩本照くんに話を聞いてもらっていたそう。
ラウールくんにはダンスという武器がありました。過去に大会で賞を獲得するほどです。それに何より、ステージに立った時に放つオーラがセンターに立つ人のそれでした。2019年3月29日放送のMステで「ひらりと桜」を歌う9人のSnow Manを初めて見た時、ラウールくんの圧倒的な華というかオーラに度肝を抜かれ、その周りを固めるお兄ちゃんたちがまた強すぎる・・・!!鉄壁!!Snow Man最強すぎる!!Σ と衝撃でした。
加入して少し経った頃、どんなに結果を出しても、どんなに褒められても、ラウールくんはいつも「自分はまだまだ何も出来ていない」「いろんな面で追いついていない部分がまだまだたくさんあるので、このお兄ちゃんたちを驚かせたい」とテレビや雑誌で発言していました。
その向上心で、加入当初とは比べ物にならないくらい(いや、あの時も凄かったけど)、めきめきと成長を遂げ、ビジュアルが磨かれ、気がつけばSnow Manのメンバーとして微塵も違和感を感じさせないセンターに成長していました。
とメンバーも驚くくらい(*´ω`*)
最近ではDiorとのコラボに大抜擢され、そのテーマ曲「KISSIN’ MY LIPS」をSnow Manが歌うなど、今ではラウールくんの活躍はグループへの還元も大きいです。
受け入れられるのに時間がかかった9人体制
Snow Manは6人時代が長く、その時代に「ジャニーズの職人集団」と呼ばれるようになるほど今のSnow Manの礎を固めてきました。そんな6人の絆は堅く、また苦労人の彼らを応援するファンとの絆も固いものでした。
そこに3人が加入する。
元々のSnow Man6人のファンからは、これじゃまるで6人ではダメって言われているみたいと、3人の受け入れを拒む意見が多くありました。
一方で康二くんのファンからも、グループの所属を喜ぶ声もあれば、康二くんのことを思ったら仕方のないことだけど本当は関西にいてほしかったという声もあります。
目黒くんや宇宙Sixのファンだって、兼任する時点でいつかSnow Man一本の活動に絞るときが来るのではないかと不安を抱えて。
ラウールくんに至ってはどうして最近入ってきた彼がSnow Manへ加入し、しかもセンターなのかと。
6人が3人を受け入れると決めた。それでデビューに近づくならと9人体制を受け入れる声も勿論あります。
でも反対の声が目立っていたことは事実でした。
だからライブのドキュメンタリー映像やコンサート、舞台などでSnow Manはたびたび思いをファンに伝えてきました。
「僕はこのステージに立ち続けること、Snow Manでいることに人生をかけました。だからこのSnow Man、みなさん愛してください」
2019年3月24日・25日@横浜アリーナ 9人体制初お披露目となった「Snow Man LIVE 2019 雪 Man in the Show」にて深澤くん。
※このDVDはジャニーズアイランドストアオンライン限定発売の受注生産で、2019年10月31日までで注文受付を終了しています。
「関西Jr.からSnow Manに来たわけですけど、生き生きとしている向井康二を見てほしい。俺はここで楽しんでるぜ、頑張ってるぜっていう所を見てほしい」
DVD「素顔4」Snow Man盤「Snow Man LIVE 2019 雪 Man in the Show」ドキュメンタリー映像にて康二くん。
※このDVDはジャニーズアイランドストアオンライン限定発売の受注生産で、2019年10月31日までで注文受付を終了しています。
「宇宙Sixのファンもそうだし、Snow Manの元々6人のファンもそうだし、安心させてあげるのが1つの目標というか、気持ちでファンの人たちに伝えられるようなステージを見せられたらいいかな。そこがやっぱり超えたいところ。俺が堂々とやればファンの人も自然と堂々となって受け入れていってくれるのかなっていう」
2019年3月15日放送 連続ドキュメンタリー RIDE ON TIMEにて目黒くん。
「15歳だけどこんなにレベル高かったんだと思ってもらえるように、日々リハーサルしてます。ファンの人達にとっても僕たちにとっても(9人初お披露目のライブが)いい思い出になればいいなと思う。」
DVD「素顔4」Snow Man盤「Snow Man LIVE 2019 雪 Man in the Show」ドキュメンタリー映像にてラウールくん。
※このDVDはジャニーズアイランドストアオンライン限定発売の受注生産で、2019年10月31日までで注文受付を終了しています。
「今年はSnow Man色々ありました。でも僕は今年きっと強くなれると思うんです。辛かったけど。守るものが6人から9人になって。人は守るものが多ければ強くなれると思うんです。Snow Manは今すごい踏ん張り時だと思うんです。僕だけじゃ守れないんです。だから皆さんの力を貸してください。」
滝沢歌舞伎ZERO 2019年5月5日 昼公演にて深澤くん
※この様子は「滝沢歌舞伎ZERO」初回生産限定盤のドキュメントの中に収録されています。
とにかく、受け入れることができないファンに対しても、受け入れたファンに対してもSnow Manはたくさんのメッセージを直接的な言葉で伝えてきてくれました。
終わらないMemoriesに込められたメッセージを読み取る
3月 9人体制を初お披露目した「Snow Man LIVE 2019 雪 Man in the Show」。
4月、5月 力を貸してほしいと言った「滝沢歌舞伎ZERO」。
7月、8月 終わらないMemoriesを初披露した「Summer Paradise 2019」。
何も知らない人が聴けばしっとりした失恋ソングのバラードだと思います。(それだけでもこの曲は全然楽しめると思いますが)
でも終わらないMemoriesを聴いてSnow Manが9人になったこと、それに対する批判、メンバーのそれぞれの歴史を、この曲に重ねないすの担(Snow Manのファンを指します)はいないのではないでしょうか?
大サビの歌割りや動きのフォーメーションから見てもメッセージ性を感じずにはいられません。
加入メンバーのラウールくん×オリジナルメンバーの渡辺翔太くんとのハモリ
↓
加入メンバーの向井康二くんと目黒蓮くん×オリジナルメンバーの岩本照くんとの歌唱
その後ラストのサビを全員で歌うんです。
オフィシャルでこの曲にはこんなメッセージを込めましたといった明言はありませんが、この終わらないMemoriesという曲からメッセージを受け取ったファンが多く存在することは事実です。
そのメッセージをどんな解釈で受け取ったのか、それはそれぞれの立場でそれぞれの思いがあるからひとつじゃないですけど。
※以上6つの引用元:https://j-award.net/award2019/miongen/70
終わらないMemoriesはそんな意味深い曲だと思います。
まとめ
- 終わらないMemoriesは、単独コンサート「Summer Paradise 2019」で初披露されたSnow Manの未音源化曲。ザ少年倶楽部では(この記事を書いている現在までで)過去2回披露されている。
- Snow Manの6人時代、加入メンバーの3人それぞれの歴史がある。
- それぞれが色んな場所で頑張ってきた歴史を知っているからこそ、9人体制を受け入れることができなかったそれぞれのファン。そんなファンにSnow Manは直接的な言葉で9人体制を受け入れてほしいと伝えてきた。
- 「Summer Paradise 2019」で初披露された終わらないMemoriesを聴いてSnow Manからメッセージを受け取ったファンは多く存在する。その解釈はそれぞれだけど。ファンの間でこの曲は意味深い楽曲となっている。
私は、それぞれの過去や思いを大切にしながらも「Snow Manは9人で行くって決めたよ」という決意表明の曲であると同時に、最後にもう一度、複雑な気持ちを抱いたファンへのメッセージともとれる曲だなと思っています。それと同時にSnow Manが本当の意味で9人になったことを示す曲だな、とも思っています。
でも結局、Snow Manが9人になってどんどんお仕事が舞い込んできて喜んでいる姿や9人がわちゃわちゃ楽しそうにしている姿を見ているとこちらも楽しくて、自然と受け入れてしまうのではないでしょうか(*´艸`*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。